Case Studyブランディング

和菓子屋松林軒 / 山梨

ブランディング動画

Challenge

課題

山梨に根付いてきた老舗、和菓子屋松林軒さんの世界観を、Webの場で伝えていきたい——もともとはホームページ用の商品写真・素材撮影としてのご相談でした。打ち合わせを重ねるなかで、松林軒さんが山梨の果物や自然を取り入れた和菓子を、地域とともに長く作り続けてこられたお店だと知り、その背景にある時間や思いは、静止画だけでは伝えきれない部分があるとも感じました。老舗の和菓子屋さんは、商品の見た目の美しさはもちろん、「どんな土地で、どんな人が、どんな思いで作っているのか」という物語そのものが、選ばれる理由になっていきます。特に、味や品質が一定以上に整ったお店どうしを比べるとき、最後にお客さまの心に残るのは、その背景に流れる空気感だったりします。そこで私自身から、写真とあわせて映像で松林軒さんの歩みを残してみませんか、とご提案させていただきました。

Approach

アプローチ

和菓子そのものの美しさだけでなく、松林軒さんが歩んできた時間が伝わるように、ブランディング映像として一本の流れを組み立てました。山梨の自然とともに育まれてきた歴史、代々受け継がれる職人の手仕事、そして地域の方々と親しく言葉を交わす職人さんの笑顔——そうした場面をつないでいくことで、和菓子が、ただの商品ではなく、いろいろな思いの中から生まれているものなのだと感じてもらえる構成にしました。商品の魅力を一つひとつ説明していく見せ方もありますが、それだと「良いお店ですよ」という情報は伝わっても、お店の温度までは届きにくくなります。松林軒さんの場合は、土地・人・時間が一続きにつながっているところにこそ魅力があると感じたので、説明を重ねるよりも、その空気をそのまま映像に残すことを大切にしました。撮影の場では、いつもの仕事ぶりや表情をそのまま受け取らせていただく姿勢で臨んでいます。

Result

成果

ブランディングのための映像・写真素材として、Webの場でご活用いただきました。商品の紹介だけでは伝わりにくい、お店の歩みや土地とのつながりが伝わる入り口として、お役立ていただけたのではと感じています。

Highlight

当初は写真撮影のご相談でしたが、お店の背景にある物語に触れるなかで、映像という形を私自身からご提案した一本です。商品の美しさを見せることと、その裏にある土地・人・時間を感じてもらうことは、似ているようで届け方が違います。この案件では後者を軸に置き、説明的になりすぎないトーンで、老舗の空気そのものを残すことを選びました。

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